知財とは？
人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などは、 財産的な価値を有することから、 そうしたものを総称して「知的財産」と呼んでいます。
知的財産の種類
知的財産としては、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権など、 法律で規定された権利や法律上保護される利益に係る権利として保護されるものがあります。 また、ノウハウ、営業秘密なども知的財産に入ります。
特許
特許とは、発明と呼ばれる技術的思想の創作（技術的アイデア）を権利者が一定期間独占的に実施することができる権利です。
意匠権
意匠権とは、製品や商品のデザインについて、一定期間独占的に実施することができる権利です。
商標権
商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標について、独占的に使用することができる権利です。更新登録により権利を永続させることができます。
著作権
著作権とは、著作物を創作したことにより著作者に発生する権利のことを言いいます。
ノウハウ
ノウハウとは、専門的な分野や業務における技術的な知識、日々の活動で会得された知恵をいいます。
営業秘密
営業秘密とは、企業が秘密として保有している営業上、技術上の情報のことを言います。「秘密管理性」「有用性」「非公知性」の3要件を満たすことで、不正競争防止法上の営業秘密として扱われます。